鹿児島へ2泊3日の旅行をしてきました。
この旅行でかかった宿泊費はたったの3000円!
なぜこんなに安いかって?それはAirbnbを使ったから!それでも安いのにはやっぱり訳がありました。
これは私が初めてのAirbnbで失敗した体験談です。
もくじ
Airbnbってなに?
Airbnb(エアビーアンドビー)は『空いてる部屋や家を貸したい人』と『借りたい人』とのマッチングサービス。
かんたんに言うと「ホテルではなく他人の家に泊まれるサービス」です。日本では「民泊」とも呼ばれています。
Airbnbの1番の魅力はホストとの交流です。
Airbnb利用者の99%は外国人。ホストと交流して、現地での生活をより楽しむことができます。
詳しくはAirbnbのエキスパートで私のブログの師匠でもある、るってぃさんのエアログをご覧ください。
エアログ | AirbnbをHACKする!エアビー専門メディア
Airbnbの利用方法
Airbnbの利用方法はとっても簡単です。
- Airbnbアプリをダウンロード
- 必要最低限の個人情報
- アプリ内で泊まる部屋を探す
2の個人情報は、ホテルでチェックインするときに書くようなレベルです。相手の素性がわかっているとホスト(家主)側も安心ですよね?
3はホテルを探すのと同じような感覚です。料金帯や地域での絞込みができます。検索結果に表示される、個性豊かな部屋の写真を眺めているだけでも楽しめます。
私がAirbnbを利用する目的
さて、今回私がAirbnbを利用した1番の目的は「ホストとの交流」です。
なにせ初めての鹿児島 かつ ぼっち1人旅でちょっと寂しかったので、美味しいお店を教えてもらったり、家で軽く一杯やりながらおしゃべりしたいな~と考えてました。
お部屋探しの条件は3つ
- ホストと交流できそう
- wifiあり
- 旅行目的地に近い
きっちり管理されていそうな部屋が多かったのですが、ビジネス色が強そうな部屋は交流できなさそうなのでNG。
②は毎日ブログを書いてるので必須です。③は鹿児島の土地勘がなかったので、駅から遠いところは除外しました。
そんな条件で探していたところ、『目的地に近く立地抜群 かつ 1泊1500円と格安』のお部屋を発見しました!
部屋のレビュー(全て外国人)を読んでみると、清潔感はないものの、「◯◯(ホスト名) はNice Guy」みたいなコメントを見かけたので、これなら大丈夫だと安心して申し込みました。
そして、これが悲劇の始まりでした。
Airbnb失敗体験①
開放的すぎる家
初日、鹿児島をエンジョイしていると、Airbnbアプリを通して家主から連絡が。
このやり取りが行われたのは昼の12時頃。
つまりホストの部屋は長時間鍵がかかっていないことに!!
能天気な私は「開放的だなあ」とのんびりしていたが、冷静に考ると結構ヤバい。冷静に考えなくてもヤバい。
Airbnb失敗体験②
暗号を解読せよ!
鹿児島の郷土料理を腹に詰めてゲストの家へ。
時間は予定よりさらに遅れて20時半。おそるおそるドアのノブを回す。
ガチャ。…開いた。事前に知らされていたとはいえ驚きである。
中に誰かいないか気にしながらおそるおそる電気のスイッチを探す。
1ルームのアパート。
よくある大学生のひとり暮らし。
部屋はまぁまぁ整頓されているが、流しには洗っていない食器が。大学生のとき友達の家に遊びに出かけた時と変わらない光景がそこにはあった。
ほっと安心して、wifiのパスワードを探す。
通信制限の7GBまであと少しだったので一刻も早くwifiに接続したい。
しかし、部屋中を見渡してもルーターらしきものが見当たらない。ゲスト向けの案内冊子もない。Airbnbのアプリ内にもwifiのパスワードについて説明がない。
しかし、wifiありの条件でお家を探したため、どこかにパスワードがあるはず。
5分ほど探してようやく壁に1枚のメモが挟まっているのを発見。
イメージ図
パスワード長え!!!!!
50桁はある。これは本当にwifiのパスワードなのか!ファミコンの復活の呪文ではないのか?
おそるおそるiPhoneを開くと、確かにそれらしきSSIDがある。
ひとつひとつパスワードを入力
!!!!!
男子大学生の手書きで書かれた50文字のパスワードは暗号にしか見えなかった。
ブログを書くために早くwifiに繋げたい。
落ち着け。冷静に考えろ。
男子大学生の筆跡から考えると、間違えやすいのは「lと1」、「0とo」
要はこの組み合わせを全て試せばいつかは接続できる!
!!!!!(2回目)
Airbnbアプリでゲストに連絡する。
ぐおーーー!!
返信は早いのに!!
気を落ち着かせるための風呂へ。
汚ねえ。なぜか洗面所に保冷剤が溜まっている。どう使えというのだ。
風呂上がりに格闘すること数10分、ようやくwifiへの接続に成功した。
Airbnb失敗体験③
ホストと交わした唯一の言葉
ホストからは24:30に帰ると連絡があった。
朝4:30に起きて鹿児島に到着した私は疲れて23:30には眠りについた。
………
朝、目覚めると、昨夜と何も変わらない光景がそこにはあった。ホストは帰らなかったようだ。
ドア付近にかけてあった鍵で施錠し出掛ける。
(その夜…)
今日も鹿児島料理をたらふく食べて帰宅。
しろくまを食べたので肌寒い。
ドアを開けてもホストはいなかった。
昨晩と同じく眠りについた。
ガチャリ。
深夜1時頃、ようやくホストらしき人が戻ってきた。電気はつけない。気を使ってくれてるようだ。1分ほど迷って、寝たまま話しかけた
これが私とホストの最初で最後の会話だった。
翌朝目覚めると、ホストが気持ちよさそうに寝ている。…起こすわけにはいかない。
私はコンビニで買った朝食を食べ、家を後にした。
楽しみにしていたホストとの交流はひとことのみ。初めてのAirbnbはあっけなく終了した。
Airbnb失敗談まとめ
男子はwifiのパスワードを手書きしないように!!
2泊でたった3000円なので、損したかというとむしろ得したといえるかもしれない。
それでも、楽しそうなAirbnb運営ブログを見た後に初体験したAirbnbは、私の想像とはかけ離れているものだった。
ただ、なんだかんだでネタになったので一人旅をするときはまたAirbnbを利用しようと思っている。