できない奴をわかってやれる男になれ
できない奴の気持ちがわかるのは、できなかった奴だけだから
週刊少年ジャンプで連載中の「ぼくたちは勉強ができない」
理系の天才が文系の大学を目指し、文系の天才が理系の大学を目指す異色の青春ラブコメディです。
頭を空っぽにしてラブコメだけ楽しむのもアリですが、受験勉強のヒントもたくさん詰まっています!
楽しみながら勉強もできる一石二鳥の「僕たちは勉強ができない」
受験生はぜひチェックしてみてください。
(ちなみに私は古橋さん推しです!笑)
ぼくたちは勉強ができない流 国語の勉強法
小論文のコツ(1巻第6話)
小論文の構成は大きく分けて3段階「序論」「本論」「結論」
- 序論:そのお題に対して肯定的か否定的か立場を示す
- 本論:その立場をとるに至る説得力のある理由を示す
- 結論:まとめて締めくくる
どういう意見を提示するかにこれといった解はない。
現代文のコツ(2巻第8話)
現代文で必要なのは「著者の主張」を正確に把握する力
おすすめなのが「削読法」(文章を削っていく読み方)
「つまり」「要するに」などの言い換えのある部分は前の文章と同じ内容を説明している
→片方の文章は線で消してしまう
「だが」「しかし」などの逆説があった場合、たいてい著者の主張はその後にくるはず
→その前の箇所は削ってしまっていい
こうして肉付け部分を全部削ぎ落として最後に残るのが「著者の主著の部分=その文章の肝」
ぼくたちは勉強ができない流 数学の勉強法
数式や記号から苦手意識をなくす方法(2巻第9話)
公式や記号のルーツを言葉で理解する
たとえば「Σ」の記号の意味はギリシャ文字でいう「S」
Summation(合計)の頭文字の「S」
つまり「Σ」は「与えられた条件をもとに合計しろ」という意味
数学で点をとるために(3巻24話)
数学で点とりたいならとにかく計算力
何度も反復して単純な計算なら自動的に解けるくらいになる
計算に思考領域の大半を費やしてたら、それ以上の複雑な難問に割く時間がなくなってしまう
ぼくたちは勉強ができない流 英語の勉強法
英語で点を取るために(1巻第5話)
英語で点を取るにはまずとにかく「単語と文法」
そしてスラスラ訳せるようになるまでひたすら同じ文章を繰り返すこと
英単語の勉強法(1巻第8話)
暗記は地道に根気強く
何度も何度もひたすら書いて手に覚えさせる
反対語や派生語は無視していい。まずは一語一義をカンペキに!!
そして単語と意味を何度も口に出し、音として耳に定着させる!
発音記号をちゃんと見て正しい発音を心がける。
復習は一番記憶が定着しやすい寝る前にやるのが効果的
普段よく目にする机やトイレの壁に単語貼っとくのもオススメ
長文読解のコツ(3巻第23話)
短文の英語をしっかりと正しい日本語に訳す「精読」
この力はもちろん大切だが、こと長文読解の際はまた少し違うスキルが必要
▼例文
I ate apple at lunch.
「私は昼食にりんごを食べた」
「精読」して普通に訳せばこうなるが、長文の際は時間短縮のためにもあえて日本語の文法を崩し、頭から順に把握していくやり方がオススメ
I / ate / apple / at / lunch.
「私は」「食べた」「りんごを」「昼食に」
もともと英語圏の人たちはそうやって頭から理解していってるわけだから数さえこなして慣れれば自然に意味が入ってくるようになる
ぼくたちは勉強ができない(番外編)
お風呂で勉強のすすめ(3巻第21話)
お風呂での勉強は副交感神経が刺激されて効率もりもりアップ
歴史のコツ(3巻第22話)
歴史は暗記の前にまず出来事の因果関係を捉える
「何故そうなったのか」がわからないところは全部質問するくらいのつもりで
塾に通うべきか?(3巻第31話)
塾は自分で勉強することを軸に、必要なものを補足するために存在する
その位置付けは間違えないこと
塾の教材は自習には向かない(3巻33話)
内容が悪いってことじゃなく、「授業で使う」ことを前提に作られているため。解答も解説も載ってないことが多い。
自分で勉強する時は、普通に市販されてる参考書や問題集を中心にやった方がいい。
自学自習を中心とした方が、結果的に塾で得られるものは多い
受験本番に備えて(5巻第40話)
解き終わってもすぐ正解かどうか解答確認しない
解答見る前にもっと検算や見直しを徹底して「完璧に解く」練習をした方が良い
テストじゃ解いた問題が正解かどうかなんてその場で確認できない
こいつが受験本番とんでもない不安となって襲ってくる
最後に
いかがでしたでしょうか。
ラブコメが主軸のため、勉強に関する要素は少ないですが、ヒントになることはあったはず。
最後に、私が大好きな唯我とうるかの会話を紹介します!
うるか「英語の楽しさとか、そういうの先に教えてくれたりしないのかなー」
唯我「ねぇよそんなもん。”できない”奴にとって勉強は辛くて当たり前なんだ。
“できない”まま楽しくなるなんてありえない
“できない”なりに地道にコツコツ積み重ねて、少しづつできるようになって初めて”楽しさ”が生まれると俺は思う」
受験生を応援するマンガ「僕たちは勉強ができない」
共感できるところもたくさんあるので、ぜひ手にとってみてください。